小・中学生部門
作品テーマ | 学年 |
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海ゴミとぼく | 小学2年生 |
審査員コメント | |
・自分自身の体験に基づいた課題を設定し、日本のさまざまな海岸で実際に海ごみ調査を実施したことが評価できる。 ・各地点での調査結果を「海しる」の地図上に過去の海ごみデータと重ねて非常にわかりやすく提示しており、「海しる」機能を十分に活用した成果として高く評価できる。「海しる」の海流データに基づいて考察しているもの非常によい。 |
作品テーマ | 学年 |
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全国中学校ヨット選手権大会に地の利は存在するのか? | 中学2年生 |
審査員コメント | |
・自分で仮説を立てて「海しる」のデータで検証していることが評価できる。今後のヨットの練習や大会対策に「海しる」データを活用するなど,将来の発展性を感じさせるところも高く評価できる。 ・過去の大会の開催場所から、潮流が強い開催場所の可能性を示したら、面白いかも。経験知から科学的な定性化にシフトできる可能性がある。 |
作品テーマ | 学年 |
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消波ブロックの重要性について~波から街を守れ~ | 中学1年生 |
審査員コメント | |
・様々な形態の消波ブロックを手作りし、その効果を定量的に調べた研究内容自体は非常に高く評価できる。今回作成した消波ブロックの設置場所を「海しる」データに基づいて検討するなど、今後の研究の展開に期待をしたい。 ・タイムリーなネタを拾って調べたのがグッド。こういう用途で使ってほしかった。その後の実験をして消波ブロックで確かめてみようという探求精神もよい。 |
作品テーマ | 学年 |
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海洋生物の多様性をまもるために私ができること | 小学6年生 |
審査員コメント | |
・海洋生物の多様性が置かれている現状を,科学的根拠ならび日本と世界の社会的動向を交えて的確にまとめた上で,最後に自分自身の行動に落とし込んでいる。 ・単に報道記事を引用するのに留まらず「海しる」データと合わせて提示することで説得力が一層増していることが評価できる。 |
高校生部門
作品テーマ | 学年 |
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新宮海岸における漂着物・生物調査と台風10号が砂浜に与えた影響について | 高校2年生 |
審査員コメント | |
・砂浜地形の変化を実際に測量して定量的に調査している点,さらに昆虫や漂着物を採集し砂浜独自の生態系を含めて総合的に調査している点が評価できる。 ・台風通過時の海況を「海しる」を使って具体的かつ定量的に調べている点も,海しるの効果的な利用方法を提示しており高く評価できる。 |
作品テーマ | 学年 |
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伊豆半島の海洋保全 | 高校2年生グループ |
審査員コメント | |
・海ごみの状況を調べるために海岸で調査を行った結果、想定に反して、漂流ごみよりもその場で捨てられたポイ捨てごみが多いことを見出した。ネットや報道の情報に頼らず、自分たちで実際に調査を行う重要性を再確認させてくれる点で評価できる。 |